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お米パン工房 Cook Lily

 

先日、改修をお手伝いさせていただいたお米パン工房Cook Lilyさまの
オープニングイベントにお邪魔してきました。

良いお天気のなか
心地いい音楽と美味しいお料理
あたたかいお客さまたちと過ごす
すてきなはじまりの日でした。

photo : 山本真有さま

 

お店は伊吹山の麓にある滋賀県米原市春照(すいじょう)にあります。
米粉パンの教室と販売をされていますが
販売日が決まっているのでSNSからの確認がおすすめです。
お米パン工房Cook Lily : @cooklily1111

打ち合わせの際に何度もいただいた米粉パン。
ふんわりもっちり、お米の甘みを感じるパンです。
毎回おいしくてぱくぱくいただいてしまいました。
皆さまもぜひ!

Cook Lilyさま
開店おめでとうございます!

タンク搬入

KUNIUMI  Brewing (くにうみ醸造所)プロジェクト
本日、いよいよ発酵タンクの搬入です!

数日前に多賀では大雪が降り、搬入が一度延期になりました。
そして今日、快晴!

 

1基200キロ以上ある発酵タンクを
応援に駆けつけて下さった皆さんと運び込みました。

かっこいいピカピカのタンクが並びました。

 

無事に終えることができました。
ありがとうございました!

 

 

 

あけましておめでとうございます

 

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 

1月4日、いつもお世話になっている皆さまと一緒に
多賀大社へ毎年恒例のご祈祷に行ってまいりました。

今年は暖かい三が日でお多賀さん周辺も
大変賑わっていましたよ。

 

あっというまにお正月休みも終わり
通常運転のエーサイトです。

気を引き締めろというように、久しぶりに雪が積もりました。
1月もシャキッ!とがんばります。

山本山に見守られ

 

 

先日、上棟式が執り行われました。

日の出とともに。

 

予測しにくい冬の湖北のお天気のなか
前日の強風とは打って変わって穏やかな良い日を選んでいただきました。

お施主さまが棟木に書かれた言葉
天下和順日月清明(てんがわじゅん にちがつしょうみょう)
お経の一文で、天下は太平となり太陽も月も清らかに輝き、と続く世の安泰を願う言葉だそうです。
棟木に書く言葉と伝えられているそうで、勉強になりました。

 

とても寒い中でしたが、完成は春過ぎの予定。
これからよろしくお願いします。

 

 

多賀の駅前で

 

多賀のまちの中で
新しいプロジェクトが動き始めました。
本日は起工式が執り行われました。

 

 

完成を楽しみにお待ちください。

 

 

職場体験_2023

 

今年も多賀中学校の生徒さんたちが
3日間の職場体験に来てくれました!

今回は現場に同行していただく機会も少なかったのですが、
3日間真剣に取り組んでくれました。

 

現在計画中の敷地の前面道路の幅員を測ってもらうお手伝い、
そしてテーブルのメンテナンスなど

 

サンダーかけとペンキ塗り

 

「ワタシの家」の計画・模型づくり

 

 

 

今年も力作でした!

 

指導しているつもりでも、
生徒さんたちから教わることも毎年たくさんあります。
今回も貴重な3日間でした。

 

富山

富山県・粟巣野(あわすの)の「KAKI CABINETMAKER」へ
お客さまをご案内しました。

いつ来ても、美しい家具と美しい空気に出会えます。

KAKI CABINETMAKER
HP:www.kaki-jp.com/kaki-cabinet-maker/

 

そして、、
富山の
おいしいもの
不思議なもの、、

 

 

また行きましょう。

小さな建築

 

滋賀県には「びわ湖材」と呼ばれる素材があります。

びわ湖の水源の森で生産された主伐材・間伐材です。
これを製材して建築用材(無垢材・合板・エンジニアリングウッドなど)として活用することで、山々(びわ湖の森)の循環(植林〜生育〜伐採〜)を目指すものです。
木が育つ際には光合成により二酸化炭素を吸収し、それが炭素として木材に蓄積され、建築などに活用されることで、温暖化の要因とされる二酸化炭素が排出されることなく固定できます。
私たちはこの考えに基づき、地域の森林で育った材を活用したいと考えました。

このことはプロダクツを開発する上でも、とても大切な考え方であり、建物だけでなく木製品も小さな建築として考えています。

エーサイトが関わり、実現した2つの製品についてご紹介します。

 

<御幣立て>

多賀大社で毎月1日に行われる「御朔日詣り(おついたちまいり)」では、参拝の際に月替りの美しい御幣をいただくことができます。
そこで、この御幣を祀る「台」を、地域で伐られた広葉樹(山桜・ブナ・シデなど)を使いデザインさせていただいたところ、大変好評でした。
現在では、ひと月用・三ヶ月用・六ヶ月用の3通りの製品を定番として、毎月1日の朝に開催されている「おついたち市」で販売されています。

 

<ロッドスタンド>

フィッシング専門雑誌「ルアマガ(内外出版社)」の編集部とチームを組み、釣竿用のストレージを開発しました。
仲間の木工作家ともミーティングを重ね、まずは滋賀県多賀町のヒノキの無垢材を製品に加工しました。

 


2021年の打ち合わせの様子

 

素材や形状を変えて試作を重ね、販売量・コスト・制作のルーティンなどを検討した結果、「びわ湖材」のヒノキを使用した厚さ12mmの合板を、データをプログラムしたNCルータで加工し、部材を組み合わせたキットとして販売することとなりました。

それが「マルチロッドストレージ」です。

固定炭素量は、二酸化炭素換算で3.09 kg-CO2/台となりました。

 


試作品の数々

 

こちらで販売しています。


ルアマガ( store.luremaga.jp/SHOP/N990077ZZZZA.html

 

いずれも小さなプロダクトですが、地域の物語性のある美しいデザインをすることができました。

ご購入いただく皆さんにも製品を通して流域の上流に思いを馳せ、森林を大切にすることに関心を持っていただけるのではないかと考えています。

そしてこの度、滋賀県多賀町のふるさと納税の返礼品となりました。
世界中の釣り愛好家の皆さんに、びわ湖材のマルチロッドストレージをお届けしたいです!

▼楽天
item.rakuten.co.jp/f254436-taga/e-02501/

▼チョイス
www.furusato-tax.jp/product/detail/25443/5890502?query_id=2c8ee54b-5ef6-4ba5-87f2-15f1b644ca5a

▼ふるなび
furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=980277

 

お店をつくるということ(看板制作・販売促進のお手伝い編)

先日、改修のお手伝いをさせていただいた
i-beans coffee 長浜店さまがオープン!

今回の改修にともない
店舗看板やチラシ、ショップカードのデザインも
担当させていただきました。

店名の切文字と
丸型の電飾看板
とってもカワイイです。

道路からでもばっちり見えます。

そして販促用のフライヤーとカード。

エーサイトでは建物だけでなく
それに合わせた看板やサイン、チラシのデザインなども
トータルにお手伝いいたします。

お気軽にご相談ください!

事前に看板のサイズや見え方も現地で確かめます。

エーサイトが運営する「藝やcafe」のコーヒー「カフェクラシック」は、
アイビーンズさま焙煎のオリジナルブレンド豆を使っています。
もう、20年近いお付き合いになります。

i-beans coffeeさま、
長浜店オープンおめでとうございます!

i-beans coffee
web: www.i-beans.jp
instagram: @i_beans.nagahama (長浜店)

 

スタッフ_T

JIA建築家大会2022沖縄

10月20〜22日、JIA建築家大会(メイン会場:なはーと)に参加するため、
今年の開催地である沖縄へ行ってきました。

空港からモノレールに乗って市街地へ入ると、
すぐにみえてくる見慣れない街並みにわくわく。
立ち並ぶコンクリートブロックの建築、
いたるところに見ることのできる花ブロック、
ブーゲンビリアが咲く街路樹。
なにより暖かい…
初めての沖縄に興奮しました。

ホテルの近くには、
黒川紀章の設計、沖縄県庁舎。
正面玄関にはシーサーが鎮座して、
前の広場はなんとも沖縄らしい構成です。

国場幸房の設計、那覇市役所。
SFに出てくるような佇まい。
沖縄の建築はどこもそうですが、緑との調和が素敵です。

首里城、
2019年の火災により全焼した首里城ですが、
再建が進められておりその様子を見学させていただきました。

レンタカーを借りて少し遠出もしました。

世界遺産の今帰仁城跡、
海が一望できる山の上に建つ堅牢な石垣の城壁。
扇型に広がり、蛇行する形が特徴的でした。
城をグスクと読むことも初めて知りました。

象設計集団が設計した今帰仁村中央公民館、
赤い柱が特徴的。
現在も工夫しながら使用されている姿が見れました。

そして、美味しいものもいろいろ。

今回の大会のテーマが「失われたことで みえてくるもの」とされていました。
沖縄の本土復帰50周年という節目に行われたこの大会に参加できたことは意義深く、また自分の不勉強に気づかせれることがたくさんありました。
首里城についてだけでも、1945年に戦争により一度完全に破壊されていることも、焼失したのは復元であったことも知らず、琉球王国はどれくらい続いていたのか、そもそもなぜ県なのかになったのかという歴史も知らずにいることに気付きます。
今回のテーマが「建築」だけでなく、地域やまちへも心を向かわせる素敵なテーマだと感じました。

初沖縄、とてもいい研修でした。

スタッフ_T