Monthly Archives: 4月 2022

Two Steel Structures

春爛漫のとても暖かい日となりました。

JR米原駅の近く、東海道本線沿いで取り組んでいた鉄骨造2棟の施主検査を受けました。

JRの保線を支えておられる事業所の敷地内に、保線のためのさまざまな機材を格納する倉庫と、昼夜を問わず作業に従事される皆さんが支度と休憩される建物を1棟ずつ建設しました。

 

他の現場と同様に鋼材などの納入状況に不安もありましたが、予定工期からの遅れも小さく納めていただきました。

JR在来線(上り)からの新しい景色が生まれましたよ。

放課後児童クラブ 竣工式

 

桜満開のタイミングで、滋賀県多賀町の放課後児童クラブの竣工式を迎えました。

2年前のプロポーザルをもとに進めてこられたプロジェクトです。

今回、主要構造は鉄骨ですが、内外装に多賀町産の桧と杉を使用し、その使用量は材積にして約23㎥になります。このことを伝えるために、産地と固定炭素量(CO2換算/約18t-CO2)を示したシートを玄関に設置しました。施設を利用する子どもたちや保護者の皆さんに、少しでも身近な木のことや地域の山のことに興味を持っていただけたらとても嬉しいです。



式典後、現場を担当していただいた山崎建設有限会社さんと記念撮影。忙しい中でも現場に真摯に向き合っていただき、最後まできっちり納めていただきました。

ありがとうございました!

京町の家、地鎮祭

景観上の規制も厳しい彦根の城下町で、地鎮祭を執りおこなっていただきました。今年一番の建築吉日だそうです。


90%の降水予報にもかかわらず、本格的に降るまでにはご祈祷もなんとか終わりましたが、地鎮祭では初めて経験するような強い風で、お供えやテントが飛ばされないかとヒヤヒヤしました。

多賀出身の施主さまが、子供の頃に境内でボーイスカウト(犬上第1団)の活動をされていたというご縁から多賀大社にご祈祷をお願いされました。強い神風のご加護のもとでのお祓いということで、工事の安全と滞りのない進捗を皆さんとともにお祈りしました。

「京町の家」、夏の竣工に向けての着工です。