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お店をつくるということ(看板制作・販売促進のお手伝い編)

先日、改修のお手伝いをさせていただいた
i-beans coffee 長浜店さまがオープン!

今回の改修にともない
店舗看板やチラシ、ショップカードのデザインも
担当させていただきました。

店名の切文字と
丸型の電飾看板
とってもカワイイです。

道路からでもばっちり見えます。

そして販促用のフライヤーとカード。

エーサイトでは建物だけでなく
それに合わせた看板やサイン、チラシのデザインなども
トータルにお手伝いいたします。

お気軽にご相談ください!

事前に看板のサイズや見え方も現地で確かめます。

エーサイトが運営する「藝やcafe」のコーヒー「カフェクラシック」は、
アイビーンズさま焙煎のオリジナルブレンド豆を使っています。
もう、20年近いお付き合いになります。

i-beans coffeeさま、
長浜店オープンおめでとうございます!

i-beans coffee
web: www.i-beans.jp
instagram: @i_beans.nagahama (長浜店)

 

スタッフ_T

JIA建築家大会2022沖縄

10月20〜22日、JIA建築家大会(メイン会場:なはーと)に参加するため、
今年の開催地である沖縄へ行ってきました。

空港からモノレールに乗って市街地へ入ると、
すぐにみえてくる見慣れない街並みにわくわく。
立ち並ぶコンクリートブロックの建築、
いたるところに見ることのできる花ブロック、
ブーゲンビリアが咲く街路樹。
なにより暖かい…
初めての沖縄に興奮しました。

ホテルの近くには、
黒川紀章の設計、沖縄県庁舎。
正面玄関にはシーサーが鎮座して、
前の広場はなんとも沖縄らしい構成です。

国場幸房の設計、那覇市役所。
SFに出てくるような佇まい。
沖縄の建築はどこもそうですが、緑との調和が素敵です。

首里城、
2019年の火災により全焼した首里城ですが、
再建が進められておりその様子を見学させていただきました。

レンタカーを借りて少し遠出もしました。

世界遺産の今帰仁城跡、
海が一望できる山の上に建つ堅牢な石垣の城壁。
扇型に広がり、蛇行する形が特徴的でした。
城をグスクと読むことも初めて知りました。

象設計集団が設計した今帰仁村中央公民館、
赤い柱が特徴的。
現在も工夫しながら使用されている姿が見れました。

そして、美味しいものもいろいろ。

今回の大会のテーマが「失われたことで みえてくるもの」とされていました。
沖縄の本土復帰50周年という節目に行われたこの大会に参加できたことは意義深く、また自分の不勉強に気づかせれることがたくさんありました。
首里城についてだけでも、1945年に戦争により一度完全に破壊されていることも、焼失したのは復元であったことも知らず、琉球王国はどれくらい続いていたのか、そもそもなぜ県なのかになったのかという歴史も知らずにいることに気付きます。
今回のテーマが「建築」だけでなく、地域やまちへも心を向かわせる素敵なテーマだと感じました。

初沖縄、とてもいい研修でした。

スタッフ_T

Coffee shopは、11月26日OPENです!

 

長浜で着々と進んでいたコーヒーショップの工事もいよいよ終盤。
ドアノブに工務店さんの真鍮コレクションを使わせてもらい、杉板の内装ともいい感じです。
お施主さまの現場確認でも、“めちゃ満足!”をいただけました。

11月26日にオープンとのことですので、ぜひお越しください!

オープンデスク

エーサイトでオープンデスクを、と東京から学生が来てくれました。
既存の建築や空間がリノベーションなどのマネジメントを通してどうやって活かされていくか、
ということを研究のテーマにしたいという話を伺いました。

そこで、、、

エーサイトが関わらせていただいたリノベーション物件を見学したり、
既存宅地に新築計画した進行中の現場を見に行ったり、
おついたち市のお手伝いをしてもらったり、
多賀のまちを散策してみたり、
一緒に地元の美味しいものを食べたり。

4日間の短い滞在でしたが、
何かを持って帰ってもらえていたら、嬉しいです。

来年からの留学も頑張ってくださいね。

また来てくださいねー!

Coffee shopの現場がはじまりました

ようやく夏らしい暑さがやってきた中、長浜にて珈琲豆ショップの工事がスタートしました。
大工さんをはじめ、ぺんぎん食堂でお世話になったメンバーが仕事をしてくださっています。
彦根をはじめ、県内にも続々とロースターが増えている中、長浜にもできないかなーと思っていたので、定評のある多賀の有名店が出店されるのは個人的にも嬉しい限りです。
11月頃オープン予定とのことですので、どうぞお楽しみに!

京町の家、上棟

 

 

先日、いいお天気の週末、
京町の家の上棟がおこなわれました。

 

どんどんと建物が組み上がっていく姿は、何度見てもわくわくします。

 


棟木に墨書きされる、お施主さまご夫妻。

棟が上がりました。

 

2階からは彦根城が見えます。

 

暑い1日でしたが、皆さん怪我や事故もなく無事終えることができました。
完成までよろしくお願いいたします。

 

 

 

本を買う

久しぶり、何年ぶりでしょうか、

先日、リートフェルトの本を購入させていただいたご縁から、洋書屋さんに事務所まで来ていただきました。

手に取ると欲しくなりますし、特に写真がいっぱい入った建築の本はちょっとお値打ちなんですが、、何冊もゆっくりと見せていただき、建築の本2冊と、ブランディングの本を2冊購入しました。

最近は、インターネットでなんでも閲覧したり、情報を仕入れることができるのですが、書籍の持つ、ページに誘い込まれる感じや手許に情報をとどめている安心感には特別なものがあります。

あとは、お勧めいただく本も洋書屋さん次第で、どんな本をご紹介いただけるかなあ、というのも楽しみの一つです。

たまには来ていただいて、本の話を皆でワイワイできると良いなーと思いました。

 

伝えること

実務の一方で、伝えるために手を動かす、描いてみる、という授業を週に一度受け持っています。
コミュニケーションをとるためには、何らかの方法で思いや考えを相手に伝えるのですが、具体的に理解してもらうためには、言葉をつくし、それとはっきりわかるように伝える効果的な手段が必要です。

私たちのまわりには、とてもたくさんの方法やツールがあり、使いこなしさえすれば本当に便利。しかし、伝えたいことには優先順位があるはずで、その要点の伝え方にも個人差があります。自分なりの伝え方を持つことが大切で、その選択肢を試したり、トレーニングしてみたりする機会があると良いですね。

誰でも取り組める「絵を描く」というひとつの方法。少しでも的確に伝えるヒントがあれば、自分の良さを生かしてそのスキルを使うことができますよね。

そんな思いで、「建築スケッチ」という授業を受け持って3年目になりました。視点や消失点、パースペクティヴのポイントや着彩を少しだけ伝えています。「あ、そうそう、そうでしたねー」ということも、学生たちに教えながら思い出すこともあります。3時間を超える長丁場の授業なのですが、最後のチャイムがなるまで取り組んでる学生もいるくらいです。鉛筆をナイフで削り、直線と正方形・立方体を描くことから始まる毎回の授業は、課題を使ったコミュニケーションのトレーニングなのかな、と思っています。

そしてたまには、外に出て村野藤吾の遺作をスケッチしたり。

半年経つと上手に描けるようにもなってくるし、モチベーションも上がるみたいです。単位もちゃんともらえるし、コミュニケーションに大事なこともなんとなくわかってくるし、、、こんなことも建築の入り口になったら良いなあ、と学生と一緒に育つつもりでやっています。(H)

Two Steel Structures

春爛漫のとても暖かい日となりました。

JR米原駅の近く、東海道本線沿いで取り組んでいた鉄骨造2棟の施主検査を受けました。

JRの保線を支えておられる事業所の敷地内に、保線のためのさまざまな機材を格納する倉庫と、昼夜を問わず作業に従事される皆さんが支度と休憩される建物を1棟ずつ建設しました。

 

他の現場と同様に鋼材などの納入状況に不安もありましたが、予定工期からの遅れも小さく納めていただきました。

JR在来線(上り)からの新しい景色が生まれましたよ。

放課後児童クラブ 竣工式

 

桜満開のタイミングで、滋賀県多賀町の放課後児童クラブの竣工式を迎えました。

2年前のプロポーザルをもとに進めてこられたプロジェクトです。

今回、主要構造は鉄骨ですが、内外装に多賀町産の桧と杉を使用し、その使用量は材積にして約23㎥になります。このことを伝えるために、産地と固定炭素量(CO2換算/約18t-CO2)を示したシートを玄関に設置しました。施設を利用する子どもたちや保護者の皆さんに、少しでも身近な木のことや地域の山のことに興味を持っていただけたらとても嬉しいです。



式典後、現場を担当していただいた山崎建設有限会社さんと記念撮影。忙しい中でも現場に真摯に向き合っていただき、最後まできっちり納めていただきました。

ありがとうございました!