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京町の家、地鎮祭

景観上の規制も厳しい彦根の城下町で、地鎮祭を執りおこなっていただきました。今年一番の建築吉日だそうです。


90%の降水予報にもかかわらず、本格的に降るまでにはご祈祷もなんとか終わりましたが、地鎮祭では初めて経験するような強い風で、お供えやテントが飛ばされないかとヒヤヒヤしました。

多賀出身の施主さまが、子供の頃に境内でボーイスカウト(犬上第1団)の活動をされていたというご縁から多賀大社にご祈祷をお願いされました。強い神風のご加護のもとでのお祓いということで、工事の安全と滞りのない進捗を皆さんとともにお祈りしました。

「京町の家」、夏の竣工に向けての着工です。

 

「A.SITE」

JR米原駅から、東海道本線の名古屋方面行き(上り)の在来線に乗車、

発車して数十秒後、左手を眺めていると目に入る(はずの)工事シート。

スマートフォンを構えていただき、テントのQRコードを読み込んでいただくと、、、

現在、そのようなロケーションで鉄骨造の建物に取り組んでいます。

3月前半は、おそらく足場も残っていることと思いますので、

米原駅よりJR上り線に乗車の際には、スマホ片手にご注視くださいませ!

 

長浜のアトリエ

長浜にて
アトリエをつくるお手伝いをしています。

敷地から見える美しい鈴鹿の風景、伊吹山の神々しさ。
反対側は、屋根に登ると琵琶湖が見えるよ!と教えたいただきました。


クリエイティブなご家族の皆さまで
打ち合わせ中にも
たくさんの刺激をいただいています。

 

模型でイメージと施工性の確認です。

そして、ムービーもできました。

 

多賀大社 節分祭

2月になりました!
2月3日、本日は節分ですね。

事務所のボスは今年、年男!還暦です!
そのため、今年は多賀大社の節分祭に参列しました。

昨年同様、コロナウイルス感染予防のため、少し縮小して執り行われました。

祭儀、

豆まき、

お疲れ様でした!

今年はまかれた豆を拾うことはできませんでしたが
参拝者には福豆を配っていただけました。
ぽりぽりいただきました。
これで健康!

還暦、年女・男の皆様
おめでとうございます。

長浜景観広告賞、受賞!(ぺんぎん食堂)

オープンして3年目を迎える長浜市の人気居酒屋「ぺんぎん食堂」さまが、令和3年度長浜景観広告賞を受賞されました。

場所を探すことからご一緒して、巡り合った小さな平屋建てを、ぺんぎん食堂さまの仲間の皆さんと一緒に作り上げてきました。ひとつ一つをご自身で確かめながら、ものづくりを本当に大切にしておられる様子も見てきました。

サインに使われている「ぺんぎん」は、まさにオーナーさまの姿です。フライパンを握りしめ、お料理をお客さまに振舞う姿は親しみがあり、美味しい料理にお客さまの口元も緩みっぱなしです。

小さいけれども、こんなステキなお店なんです。

今後ともよろしくお願いします!

 

ぺんぎん食堂  www.penguin-syokudo.com

鉄骨検査

1月末に、鉄骨造の物件2棟の建て方を控えています。
心配されていた鋼材の納入もなんとか完了し、雪が降りしきる中、加工済みの構造材の確認のため工場に伺いました。

サイズと仕様の確認、そして超音波探傷試験です。超音波探傷試験は、部材がきちんと溶接されているかをひとつひとつチェックしました。

今年は雪が多いようで、現場の進捗も心配ですが、安全に作業が進むように打ち合わせを済ませました。2月には建物が姿を現す予定です。

 

仕事はじめ

 

年末年始は大雪に見舞われ、雪かき、そして雪かきの毎日でした。
仕事納めもままならないまま、年が明けました。

今年のエーサイトの仕事はじめは1月5日から。
午前中に打合せを済ませて、恒例の多賀大社でのご祈祷に行きました。


お昼は、不二家さんのなべやきうどん(えび入り)。

 

今年は大雪の影響でしょうか、人出はそこそこ?だったように感じました。
それでもにぎやかな絵馬通りはうきうきします。

多賀大社では多賀講総本部での受付後、今年も本殿特別祈祷での参拝です。

その後は、糸切り餅を買って、屋台でベビーカステラを買って、コロッケを買って
最後は藝やcafeでお茶という初詣のフルコース!

今年もより良いものづくりができますように。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

あけましておめでとうございます

2022年が明けました。

昨年末からの大雪での除雪作業にかかりきりとなり、やり残した仕事や準備を抱えたままの年越しとなりました。しかしながら、充実した年の始まりとなるように頑張っていきたいと思います。

今年は、監理業務が続いている「放課後児童クラブ施設」「倉庫+休憩施設」、新たに建築する「京町の家」「津里のアトリエ」「新海浜の週末住宅」「びわ湖材のグループホーム」、積極的なリノベーション案件である「ブリュワリー+レストラン」「珈琲焙煎所+ショップ」「パティシエのためのキッチン+ショップ」「旧家の減築改修」「Re:SITE of A.SITE」などに取り組みます。いずれも物語性を大切にした、A.SITE らしい場所づくりを目指したいと思います。

建築と併行したデザイン業務も、より良い場所づくりを提案できる企画力を鍛えながら充実させていきたいと思います。

A.SITE が事務所を構える多賀のまちの中でも、地域の皆さんと一緒にできる取り組みに協力しています。例えば、まちづくりと文化財の保護と有効活用を目指す「多賀町文化財保存活用地域計画」( https://www.town.taga.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1545/tagabunka-01.pdf )に沿った「登録文化財」登録の準備(昨年オープンした「せんなり亭伽羅 多賀別邸」も含まれます)や、目指せるビジョンをわかりやすく伝えることなども、多賀の地域づくりに取り組む「一般社団法人 杜ノ実」のメンバーとしてお手伝いしていきます。

Life is narrative.

エーサイト、21年目に入ります。

今年もよろしくお願い申し上げます。

 

2021.01.01.

A.SITE / ヒライ シン+北川菜緒子+谷涼香

びわ湖材を地域に/(仮称)北落コミュニティセンター

5年がかりで地域の皆さんと取り組んできたコミュニティ施設が完成、12月26日(日)に竣工式が執り行われました。天気予報が的中し雪が降る日となりましたが、地域の皆さんと一緒に竣工のお祝いをすることができました。皆さん、とても良いお顔をされています!

みんなで集まれる大きな軒下が魅力の、地域の景観にも配慮したシンプルな建物です。地蔵堂のある公園広場の一角にあった古い倉庫を解体し、皆さんが使いやすいように配置計画も見直しました。

また、建物の躯体には滋賀県産の「びわ湖材」を使用しています。「びわ湖材」とは琵琶湖の水源となる流域の森林で伐採された滋賀県産の木材をそう呼んでいますが、地域や環境を守るための森林整備やモノづくり・木造建築に関わる産業や職能をつないでいくために活用していく取り組みが県下でも広がっています。北落地区の皆さんにもご理解をいただき、一緒に取り組んでいただくことができました。

お祝いの後でいただいた、温かい豚汁がとても美味しかったです!

おかわりしちゃいました。

 

中津で

大阪・北梅田での実務講習会にスタッフみんなで参加、久しぶりに1日みっちりの勉強。
夕方、「終わった〜」ということで、平居が設計事務所勤務時代を過ごした中津を一緒に散策。ここは今もなお、ビルに囲まれながらもヒューマンスケールの小径空間が残る貴重な場所です。
変わったことといえば、昔は向かいの長屋から暮らしの音や匂いが流れてきたものですが、例に漏れず、すっかりリノベーションされたゲストハウスと個性的なショップたちに生まれ変わって少し華やいでいました。

突然電話をしたにもかかわらず、お世話になった当時の所長にも会うことができ、平居がしばらく住まわせてもらっていたペントハウスのビルのオーナーのお店でビールと晩ごはん、その後は総合計画の公開空地にそびえ立つビルの谷間で、40年以上もたくましく屋台営業を続けるさんちゃんのたこ焼きをつまみながら相変わらずのスペシャルトークにお腹を抱えて笑い、懐かしくも貴重な時間を大切なスタッフと共有することができました。

何て素敵な時間。一緒にやっている人たちが、僕が建築を学んできた大切な場所や体験を尊重してくれて、共有できることがとても嬉しかったです。本当にありがたい、いいチームやなあ、としみじみ。

Life is narrative.

そのコンセプトの原点は、今から思えば小説みたいにモラトリアムな日々を過ごしていた、ここでの毎日だったのかもしれません。

(ヒライwrote)