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美容室19

先日よりお手伝いさせていただいている美容室がオープンしました。

お義父さまの農作業小屋だった建物を改装、多賀の入り口に位置する一等地です!

ひと月半の工事期間を経て、、、

敷地には畑もあり、お店のファサードに緑がアクセントとなった風景がとても素敵です。

 

今回、開業にあたり、お店のロゴマークと看板もデザインさせていただきました。

店名の「19(ジューク)」とシザーをモチーフにしました。

 

オープンおめでとうございます!

きっと、地域の皆さんからも愛されるお店になることでしょう。

終活上棟?いやいや、まだまだ!

仲良くさせていただいている、ご夫婦のお宅の改修でした。
お年齢を召されてきて、2階の寝室を1階へ、そして隣に小さなリビングも増設されました。

リビングの棟上げの際に、棟木に筆書きお願いします、とお願いしていたのでふと上を見上げると、なんと「終活中」の文字。

まだまだですよ〜と笑いながらも、建築っていうのはいつも皆さんの節目になることが多く、ここからさらに幸せな毎日を過ごしていただきたいと強く感じました。

空から光が降り注ぐ、気持ちの良いリビングになりました。

多賀講総本部の3ヶ月点検

多賀大社(滋賀県多賀町)の多賀講総本部、引渡し後の3ヶ月点検でした。
昨年、ご指名をいただき、お正月に向けての改修工事のお手伝いをさせていただいたのですが、二間続きの和室が、直接外からスムーズにアプローチできる風除室付きの広い洋室になりました。

多賀のご神木のひとつ「飯盛木(いもろぎ)」と「先食鴉(せんじきがらす)」をモチーフとした水墨画、「飯盛木之図」(濱中応彦氏筆)ご奉納のお手伝いもさせていただきました。
(参集殿エントランスホールの「御神木図(杉坂峠の杉)」に続きふたつめの大作のご奉納となりました)

コロナ禍で参拝の方も減ったとお聞きしましたが、分散してのお詣りで、多賀講の皆さまにも随分とご利用いただき、広く明るく快適になったとご好評だったとお聞きしています。

多賀大社の広報誌にも大きく掲載していただきました。

多賀大社にお詣りの際には、ぜひお立ち寄りください。

(下は参集殿エントランスホールにある「御神木図」、襖4枚分の大きさです)

獅子舞

 

今日は獅子舞がきてくれました。

1月の風物詩ですね。
今年1年も健やかに過ごせるようにと
舞っていただきました。

 

スタッフも頭を噛んでもらいました。
どうか1年健康に過ごせますように!

あけましておめでとうございます

新年を迎えました。
今年はどのような年になるんでしょうか。

エーサイトも、設立20年を迎えようとしています。
まだまだ未熟なところもあり、しっかりしなさい、と励ましていただきながらも応援していただき、少しづつ実績を重ねてくることができました。
本当にありがとうございます、感謝しかありません。

2021年は、住宅、店舗、企業の施設、学童施設に取り組ませていただきます。
また、まちづくりの視点から、登録文化財の指定をめざす案件にもチャレンジしようと考えています。

とにかく、学びも深めながら、より良い一年を積み重ねることを肝に銘じて頑張りたいと思います。

本年もよろしくお願い申しあげます!

彦根のシガーバー、Salon Bar Thistle

JR彦根駅前のサンルートホテル1Fに2軒目の「Thistle(シスル)」がSalon Bar Thistleとしてオープンして10年、この夏にリニューアルのお手伝いをさせていただきました。

何百種類ものお酒とカクテル、管理の行き届いたシガー、宮下オーナーとの会話も楽しく、とても居心地の良い時間を過ごせるお店です。

15年前に最初のお店をオープンして以来、宮下オーナー自身がSalon Barとしての理想の空間を追い求めてこられました。今回は、その理想像に近づけるための修正がリニューアルのテーマとなりました。

お店で得られる幸福感をお店に来ていただきたい方にしっかり伝えること、その幸福感を支える「Salon Bar Thistle」のイメージが店内では統一されていること、その中で安心してシガーをそしてお酒を楽しんでいただけることを目的としました。

私たちも、でき上がっていく空間を楽しみながら、ミッションの完了にたどり着きました。

お酒が飲めなくても、シガーを嗜まなくても、ノンアルコールカクテルやお食事を楽しむことができます。

ランチタイムも充実していますよ!

サロンバー・シスル
www.bar-thistle.jp

プロポーザルに参加しました

久々のプロポーザル参加でした。

課題は地域の児童を預かる「放課後児童クラブ」。
今回、最高点をいただき選定されました。
現場に伺いヒアリングで得られた既存課題の解決、活動プラグラムの可能性を広げること、既存施設との連携、隣接する住宅地への環境と風景の配慮、運営管理への配慮に主眼を置いた提案としました。

若い世代の人口が増え、児童数も増えていく地域で、安心して働き、個性を大切にした子育てができる環境を願って取り組みます。

県内で、ほぼ同時進行だった公民館+図書館機能増築の公開プロポーザルにも、チームの一員として参加させてもらったのですが、こちらは惜しくも次点でした。しかしながら、多くを学ばせていただきました。
そして、素晴らしい仲間も増えました!

改修、素敵です!

先代から引き継がれた、しっかりと造られた田舎建ちの木造住宅でした。何十年経ても木製建具がするすると開け閉めできるような、メンテナンスもしっかりされた建物でした。当初は、ここにお住まいであった家族はそれぞれの世帯で町の外にお住まいで、隣接した事業所のレセプション用のスペースとして建物の解体とスペースの新築を検討されていました。ところが、ご相談をお受けした時に、いかにこの建物が大切にされてきたかということを見て感じ、そのまま改修されてはいかがですか、とご提案させていただきました。思い入れのある場所を大切にして新しい命を吹き込み、感動を体験できるレセプションホールとすることに共感をいただき、改修という方法をとらせていただくことになりました。

昔ながらの大きな建物です、全てに手を入れると大きな費用もかかります。費用対効果にも配慮し、メリハリのある空間を作ることを目指しました。

まずは起工式、必要な解体を済ませて、本工事のスタートです。

解体しながらもアイディアを練り、施主からの提案もじっくりと検討させていただきました。現場では常に「伝えること」、効果的に「伝えること」が求められます。お施主さまとイメージを共有するためには、スケッチが欠かせません。コンピュータグラフィクスを使ったり、手書きで作ったりします。これは、現場に入っていただく職人さんにもダイレクトに伝えやすいのです。

現場が進むにつれ、イメージしていた空間がカタチになっていきます。

ワインを愛してやまない施主から、テーマのひとつとして「天と地の恵み」という言葉をいただきました。降り注ぐ陽の光、それをしっかりと受け止める重厚な大地。そこで育つ葡萄からの神の一雫。その雫とともに凝縮された時間を受け止めることができる場所、そこに集まる喜びを共有できるテーブル。吹き抜けからは柔らかな光が落ち、厚く広々としたブビンガのゆったりしたカウンター、その奥の正面に置かれたワインセラーの横には、「天と地の恵み」をテーマとした襖絵を水墨画家 濱中応彦氏に依頼し制作していただくことができました。

常にお施主さまに意見を伺い、一緒に現場の仕事を大切にさせていただくことで、満足度の高いプロジェクトとなりました。

最後の仕上げはアプローチです。植栽についても、スケッチでご相談し、ご了解いただいた上で植木を選んでいただくことができました。

今回の仕事は、ひとことで言うと「感動を潜めた非日常を傍らに置き、そこであっけらかんと日常を過ごしていただける場所」をつくらせていただいたように思います。しっかりとした伝統的な日本家屋のポテンシャルも再確認できました。

改修、素敵です!